COMA-CHI・uyama hiroto インタビュー
2023年4月29日 土曜日
著作者 森波実行委員会 真田
イベント名:Yin Yang Japanoia LIVE
ジャパニーズフィメールラッパー、スピリチュアルウーマン、COMA-CHI。長年Nujabesを支え、マルチプレイヤー、プロデューサー、uyama hiroto。お二方が制作されたアルバム、『Japanoia』それを主体としたライブを、 CAFE GATIにて行った。ジャズを主軸に構成されたビートに、民謡の歌い回しを 織り交ぜたラップで、日本らしさを表現。真新しいアプローチを体感した。
その翌日、お二方にインタビューをさせて頂きました。
以下、C:COMA-CHI U:uyama hiroto S:真田
アルバム『Japanoia』について
S:
2020年リリースアルバム『Japanoia』制作された経緯をお聞かせください。
C:
最初の出会いが2017年の横須賀のイベントで…
U:
うちの地元のね!
C:
初めて会ったんですよね!その前から宇山さんも、私の曲聞いてくれてて、その時何かしらちょっと今度一緒にやろうよ!みたいな話はしてて、その後一年ぐらい放置wwwなかなか進まなくて…
U:
進まないと言うか、各々の動きがあったからね。
C:
私が、2018年の終わりぐらいにオーストラリアにレコーディングで行った時に、滞在2ヶ月ぐらいしてて、1ヶ月経ったぐらいですごいホームシックというか、その日本シックになって自分、こんなに日本好きだったってなって、急に民謡とか ずっと聞き始めちゃって、日本感じる音をすごい聞くようになって、その時にあ!そういえば宇山さんの曲って、日本らしさ凄いある音だったなと思って、聞いてて凄いその時、自分が表現したい事に嵌まって、久しぶりです。降りてきちゃったんで作りませんか?と連絡して。
U:
そう!『freeform jazz』っていうね、アルバムがあるんですけど、そのアルバムを聞いてなびいてくれてw
女性であのアルバムでなびくっていうのが、なかなか、無いじゃないですか。それで『freeform jazz』聞いて、ちょっとやられましたって、連絡きて。
C:
そう!まさに私がこういう音楽を表現したいっていうのを作っていらして、その時にちょうど、オーストラリアで日本を思いながら歌ってたら、昨日やってたみたいな♪はぁああぁ~ん~ん~(民謡調に) みたいなところをにジャズ、R&Bに乗せたりとかする実験をもうやってたんで、これ結構いけるなと思っててそれで一緒に曲作ったら、いいの出来るんじゃないかなって。
S:
スタイルとして新しいですよね。偏りがないというか、民謡だけで表現するのではなくて、ジャズ、HIPHOPを織り交ぜて日本を表現しようというのは。
U:
そうですね。あえて、和楽器使わずにジャズで、日本っぽいことをしています。まあその『freeform jazz』の延長上にあるのが『Japanoia』です。
S:
とても素晴らしい作品だと思いました。
お二人の今後について
S:
今後の動きについて、お聞かせ下さい。
C:
5月13日にUKのトラックメーカーのClap!Clap!と3曲入りのEPをリリースします。後、新しいアルバムで『Japanoia』とかで、経験したことをさらに日本の伝統楽器、お琴とか、尺八とか三味線とか、取り入れて更に面白いことができないかな。っていう実験をしていこうと思ってて、そのアルバム、ドキュメンタリー映像 をクラウドファンディングを利用して、制作していこうと思ってます。
U:
私の方は、あちこち回って新しいの作ってます。って言って、結構長引いちゃったアルバムがもうほぼほぼ完成していて、大事な人と一緒に聞いている時に今、このテンションじゃないって早送りとかされちゃわない。もう、いい感じの人と一緒にいる時に流しとけば、時間を忘れてしまう。そんなアルバム作りたくて。
C:
かなり、オブラートに包んでますけどw ベットタイムとかねw
U:
そう!海とかでのんびりでもいいし。時代と逆行してるんですけどね。そんな感じのアルバムと、これからのCOMA-CHIと私の動きの中で1個考えてるのは前者のアルバムは、基本生音ベースな感じで作ってるんで、ビートに戻ってビートでCOMA-CHIと私の作品を作れたらなと。
C:
いろいろ作りたいよね。昨日もライブでドラムとピアノでセッションしてたじゃないですか。 ああいう感じもやりたいし、自分のドラムを宇山さんに調理してもらって。
U:
そのまま、ライブレコーディングしてもいいよね!そんな感じです。
S:
本日はありがとうございました。また是非、CAFE GATIでライブをしに来て下さい。
現在、COMA-CHIさんは日本伝統と触れ合い、自身も三味線を習い見識を深めている。クラウドファウンディングの企画では、COMA-CHI、uyama hiroto、そして注目すべきは 近年、Shing02のバックDJも務める。サウンドクリエイター兼DJ ターンテーブリストの SPIN MASTER A-1とのコラボレーションが行われるようです。常に歩み続けている。日本伝統音楽とJAZZ、HIPHOPの融合。今後の動向から、目が離せない。